業務会計コンサルティングとは
「業務会計コンサルティング」とは、弊社で独自開発した「業務会計ガイドライン」を使用したシステム化上流工程で最も効果を発揮するコンサルティングサービスです。
業務要件を確実にシステム要件へ
「業務会計コンサルティング」は「業務会計ガイドライン」に従って、業務とシステムの接点を探ります。一般的なフィット&ギャップ分析とは異なり、ギャップをどのように解決していくかを、ガイドラインを駆使してご提示します。
約20種の事業形態と業態を軸に、200種類にも及ぶ必須重点業務マトリクスで分析
そのために、小売り流通や製造業やサービス業などを細分化した約20種の事業形態と業態を軸に、200種類にも及ぶ必須重点業務マトリクスを設定し、問診を元に、具体的な会計データ(仕訳を含む)のパターンを確定し、いかに会計システムと連携をしていくかの分析をいたします。
各々のシステムの効果的運用へ向けたスムーズな導入
システム化に際し業務と会計のデータ連携の内容が明確に。
現業業務から発生する取引とお金の流れを分析し、効果的に会計へ連携する仕組みを提案いたします。
この分析結果は、具体的データの中身と流れまでを提示いたしますので、必ずやシステム構築の実現へ向けて有効なものになります。
ケース1
健康機器ファブレスメーカー
中国の生産拠点から連携される生産管理データを元に、原価計算ロジックの構築とデータのセグメント情報を確立し、ERPとの仕訳連携モデルを構築。
また、販売展開(TV通販、ネット通販、自社小売、系列小売、デパートなど)に応じたリベート計算ロジックを形成し、ERPとの仕訳連携モデルを構築。
ケース2
飲食チェーン展開企業
数種の飲食店ブランドを展開している中で、 顧客層やロケーションなどを基軸にした会計視点での分析が追いつかず詳細なデータ収集と分析を目的とした多機能の会計システムを導入したが、目的とした分析帳票の作成で多くの時間と手間がかかっていた。そこで、飲食業における業務会計ガイドラインをベースにして、現在の業務とシステムの流れを問診調査し、効果的な管理会計情報の収集と分析のモデルを提示。
ケース3
健康ランド事業
健康ランド施設内の、テナント約70店舗からのPOSデータから、契約書の内容をベースとした変動費(家賃、水道、光熱費等)の按分計算ロジックをシステム化し、会計システムと債権入金管理への 連携の要件を明確にした。さらにシステム仕様書レベルまで作成しアドオンシステム構築を支援。
ケース4
建築設備機器メーカー
ERP導入し数年たったが、会計領域での運用がうまくいかず、目的となる情報が出てこない(上場基準要件としての会計)。 そこで、業務会計ガイドラインを元に、ERP側のデータを分析し、課題をあぶり出し、経理上必要な仕訳モデルを確定した。 その結果、債権管理、債務管理、会計システムをERPから切り離して国産システムで再構築することになり、その際の連携モデル設計を担当した。